赤ちゃんにも個性があり、それが睡眠に関しても影響してきます。

よく寝る赤ちゃんもいれば、なかなか寝てくれずに寝かしつけに苦労するという赤ちゃんもいます。

なかなか寝てくれない、寝かしつけるのに苦労をするという赤ちゃんに対して、どのように対処していけば良いのか考えてみました。

★赤ちゃんをタオル等でくるんであげる

赤ちゃんをタオル等で優しく包んであげるようにして寝かせてあげると、お母さんのお腹の中にいた時の環境に近くなります、そうすることによって、寝付きやすくなる赤ちゃんもいます。

赤ちゃんは寝ている時に反射で手足がびくっと動いてしまい、自分の体の動きで寝ていたのに起きて泣いてしまうということもあります。

そういったことを防ぐためにも、体をくるんで寝かせてあげることによって、長時間まとまって寝てくれるということが期待できます。

★スキンシップをとって安心させてあげる

赤ちゃんは寝たいのに寝られないということでストレスを抱えてしまいます。そうした時に母親がスキンシップをとり、おでこをなでてあげたり、お腹をとんとんとしてあげると、赤ちゃんは安心して眠りにつくことができます。

また母親が横に添い寝をしてあげるということで、寝つきが良くなる赤ちゃんもいます。

母親の鼓動や存在に包まれていると安心感を感じることが出来るので、寝かしつけをする際には添い寝が効果を発揮することがあります。

★軽くゆらゆらして寝かしつける

赤ちゃんは振動を感じる状況では、揺すられて眠くなって寝てしまうということがあります。

赤ちゃんがなかなか寝ないという時には抱っこひもに乗せてゆらゆらさせて寝かせるという方法もありますし、ハイローチェアに乗せてゆらゆらさせて寝かせたところを、ベッドや布団に運ぶという方法もあります。

他にはなかなか寝ない時の手段として、ベビーカーに乗せて外を散歩させてそのうちに寝かせるということもありますし、車に乗せてドライブということもできます。

抱っこひもで揺らしながら簡単な用事をしているうちに寝てくれたり、ドライブをしているとこちらの気分転換になったりしましたし、寝かしつけようとそれだけに集中すると、母親がイライラするのですが、寝かしつけというところから気持ちを離すことができるところにメリットを感じていました。

★添い乳をする

母乳で育てている母親の場合は、寝かしつけに使える方法として添い乳があります。

赤ちゃんはおっぱいを吸っている時には安心感を感じやすくなりますし、お腹が満たされることでそのまま眠ってしまうということが期待できるのです。

赤ちゃんはお腹に空気が溜まらないようにげっぷをさせて空気を出すことが大事と言われていますが、添い乳をしていてそのまま眠ってしまった時には起こしてまでげっぷをさせることしないでも大丈夫です。

生後半年を過ぎてくると、次第に赤ちゃんもリズムが整ってきてよく寝てくれるようになりますが、そうなるまではなかなか寝てくれない子もいます。寝かしつけよう、寝かしつけようといことばかりを考えると、母親のストレスになります。

ここで紹介したどの方法が赤ちゃんに合うかということは個人差はありますが、必ずその子なりにこの方法が効果的というものがあります。

それを見つけることによって、寝かしつけの負担は減らすことが出来ると思います。