赤ちゃんは生後しばらくは寝付くのが苦手という子も多いのです。

しかし大きくなるにつれて徐々に寝ることに慣れてきます、寝るようになっても、夜になったら泣くという夜泣きをする赤ちゃんも出てきて、困ってしまう事があります。

夜泣きは早い赤ちゃんでは生後3ヶ月から始まり、平均では生後8ヶ月ぐらいに起こり、遅い子では2歳頃にも見られると言われています。

そういった赤ちゃんの夜泣きに対して、どのように対応したら良いのでしょうか?

★生活のリズムが整っているかを見直す

赤ちゃんの生活リズムが乱れていないかどうかを見直すことが、夜泣き対策には大事になってきます。

いつも一定の時間に起きて、一定の時間に寝かせるといった生活リズムを大事にすることが、夜泣きを防止することにつながります。

朝、夜の区別がついていない赤ちゃんもいるので、朝になったら陽の光を浴びるような環境を作る、夜になったら部屋の中を暗くするということに注意しましょう。

寝かしつけをする1時間前ぐらいにはテレビなどを消し、強い刺激を与えないことも大事です。

また昼間にしっかりと活動をすることが大事なので、お天気の日は散歩に出たり、体を動かして遊ぶようにさせましょう。

★環境を変えてみる

赤ちゃんが夜泣きをしたら抱っこをして寝かしつけをしようとする親が多いと思いますが、一旦泣き出すとなかなか泣き止まず、何をしても泣き止まないということが多くあります。

そういった時にはベランダに出て外の空気を吸わせてみたり、車でドライブに連れて行くなどして、赤ちゃんの気分転換をすることも大事です。

★母乳をあげる、ミルクをあげる

母乳で育てている人は夜泣きをする場合には、一度授乳をしてみましょう。授乳をしておっぱいをくわえることで赤ちゃんが安心した状態で寝つけることがあります。

ミルク育児をしている場合にも、哺乳瓶の口をくわえることで安心するということがあります。

★母親が負担を抱え込まないようにする

夜泣きをしているとどうしても母親の睡眠時間が削られてしんどくなってしまいます。

育児に協力的で夜泣きに積極的に関わってくれる父親もいますが、大抵は仕事で疲れているからと母親任せにすることが多いです。

週末など次の日が休みの時には父親に任せてぐっすり眠る日をつくってもらったり、赤ちゃんのお世話をする時間を決めて交代制で行うなど一人で負担することのないように注意しましょう。

夜中に何時間も泣いてしまうという場合には、やはりお父さんに代わってもらうように協力を求めても良いのではないでしょうか。

母親が睡眠不足になると、どうしても昼間の育児にも支障が出てきますし、些細なことでもイライラするようになってしまいがちです、そうならない為にも睡眠時間の確保は非常に大切です。

夜泣きをしている間には昼間の時間に、赤ちゃんが昼寝をしている時には家事などは後回しにして一緒に寝てしまうなどして睡眠時間を優先するようにしましょう。

赤ちゃんが夜泣きをすると、本当にしんどく毎日続くとイライラしてしまい、またかという気持ちになります。

しかし夜泣きは成長とともに落ち着きますし、ずっとこの状態が続くわけではありません。

数ヶ月で落ち着くという赤ちゃんが多いので、その時期は母親がストレスを溜めないように夫婦で協力しながら夜泣きを乗り越えるように心がけましょう。

夜泣きには必ず終わりがくるので、いつまでも続くわけではないので期間限定のことだと安心してください。